PDF / SCANNED DOCUMENT
スキャンPDFの容量を小さくする方法|Windowsで文字を保って圧縮
紙の資料をスキャンしてPDFにしたら、数ページなのに容量が大きい。そんなときに、文字や印影を読める状態で軽くする順番を説明します。
スキャンPDFはなぜ容量が大きくなる?
Wordから作ったPDFは文字や図形をデータとして保持できます。一方、スキャンPDFは紙面全体を写真のような画像として保存するため、ページ数・解像度・カラー数が増えるほど容量が大きくなります。
- 解像度が高い:細部を残せるが、画素数が増える
- フルカラー:白黒資料でも色の情報を保持する
- 余白が多い:不要な範囲まで画像として保存する
- ページが多い:画像データがページごとに積み重なる
元の紙を再スキャンできる場合
用途に合う解像度を選ぶ
画面閲覧・メール提出・印刷など、必要な用途に合わせます。数値を下げすぎる前に、最終提出先の条件を確認してください。
カラーを必要な範囲にする
文字中心なら白黒やグレースケール、写真・色分け・印影が重要ならカラーを選びます。
余白と不要ページを除く
紙面外の背景や空白ページを取り込まないようにします。傾き補正や自動トリミングも確認します。
すでにPDFしかない場合の圧縮
対応アプリの「PDFを最適化」「ファイルサイズを縮小」などを使います。画像のダウンサンプリング、圧縮、不要項目の削除によって容量を減らせますが、フォーム・注釈・しおり・アクセシビリティ情報などが影響を受ける設定もあります。
OCRで文字を検索できるPDFでは、圧縮後も検索・コピーが必要か確認します。元のPDFを上書きせず、圧縮版を別名で保存してください。
容量だけでなく「読めるか」を確認する
- 小さい文字:注記、住所、図面寸法を拡大して確認する
- 印影・署名:薄い線や色が消えていないか
- QRコード:必要なら実際に読み取れるか
- ページ:欠落、逆さ、順序違いがないか
- 検索:OCR済みなら文字検索できるか
提出先が10MB以下なら、上限ぎりぎりではなく少し余裕を持たせます。読めなくなるほど強く圧縮するより、不要ページの削除や再スキャンを組み合わせる方が安全です。
「申請用」「メール用」などの目的から選び、圧縮前後の容量と見え方を確認しながらPC内で処理できるWindows版を計画しています。
よくある質問
白黒にすれば必ず小さくなりますか?
小さくなる可能性はありますが、圧縮方式や原稿内容によって差があります。色に意味がある資料はカラーを残してください。
OCRをすると容量は増えますか?
文字情報が追加されますが、検索性との引き換えです。画像圧縮とOCRを別々に確認し、用途を優先してください。
再スキャンと圧縮のどちらがよいですか?
元の紙があり、現在の設定が過剰なら再スキャンの方が品質と容量を調整しやすいです。紙がない場合は原PDFを残して圧縮します。
